2014年05月26日

「Thes Salt of The Earth」がカンヌ映画祭ある視点特別賞を受賞

The Salt of the Earth2014年5月20日、第67回カンヌ国際映画祭で、ヴィム・ヴェンダースとジュリアーノ・リベイロ・サルガドが監督したドキュメンタリー映画「The Salt of the Earth」が「ある視点」部門特別賞を獲得しました。

この映画は写真家でジュリアーノの父親であるセバスチャン・サルガドの仕事を追うドキュメンタリー映画で、アマゾンの奥地、パプアニューギニア、北極圏のウランゲリなど、世界の奥地に撮影に行ったものです。セバスチャン・サルガドが美しい風景の残る未開の土地、野生の動植物を撮影する姿を追ったものです。

Sony Pictures Classicsがアメリカでの配給権を取得しました。日本でも上映されると良いのですが。


製作国:フランス/時間:109分

●カンヌ映画祭2014
Thes Salt of the Earth
ヴェンダースのインタビュー
ジュリアーノ・リベイロ・サルガドのインタビュー
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2014年05月22日

「パリ、テキサス」パルムドール受賞30周年

カンヌ映画祭では過去の受賞作の上映もしていて、「カンヌ・クラシックス」と名付けられたその作品群の中に、2014年は「パリ、テキサス」がラインナップされていて、5月 2日に上映されました。

「パリ、テキサス」は1984年にカンヌ映画祭のパルムドールを受賞。そのプレミア上映の際の映像がありました。




ナスターシャ・キンスキーが若い…。いや、みんな若い。


映画の中では回想シーンでしか一緒にいなかったナタキンとハリー・ディーン・スタントンが並んでいるのを見ると、なんだか胸がつまります。いつの日か、ジェーンとハンターのもとにトラヴィスは帰って来るんだろうか?という想いが、初めて見たときと同じように蘇ってきました。不思議なものです。

1985年に公開されたのを観て以来、30年間、ずっと私のNo.1映画です。
posted by wwfan at 20:07| その他