
■2月25日(土) 23:00〜
■当日料金:一般・学生2.200円/シニア・会員2.000円
■当日19:00より整理番号の受付あり
●『パリ、テキサス』
●『さすらい』
●トークショー:稲川方人、樋口泰人(予定)ヨーロッパからアメリカを見つめた70年代、ふたつの大陸を往還した80年代から90年代前半、そしてアメリカに居を移した90年代後半以降。こんなふうにヴェンダースの軌跡を3つの時代に分けるなら、ドイツへの帰還を宣言した2005年はヴェンダースの新たなドイツ時代の始まりでありアメリカ時代の終わりである年となった、と言えるだろう。この3つの時代に、ヴェンダースはどのようにアメリカと関わったのか? ヴェンダースが見つめていた「アメリカ」とはどのようなものだったのか? 70年代と80年代を代表する2作の上映と共に、ヴェンダースとアメリカとの関係の変容が現代アメリカの変容とどのように関わり、映画の中に何を残したかを考えてみたい。
→会場:BAUS(1)/220席
『パリ、テキサス』 PARIS,TEXAS 1984年作品/ヴィスタ/146分/提供:フランス映画社
監督:ヴィム・ヴェンダース/脚本:サム・シェパード、L・M・キット・カーソン/撮影:ロビー・ミュラー/音楽:ライ・クーダー/出演:ハリー・ディーン・スタントン、ナターシャ・キンスキー、ハンター・カーソンほか
『さすらい』 KING OF THE ROAD 1975年作品/ヨーロピアン・ヴィスタ/176分/提供:フランス映画社
監督・脚本:ヴィム・ヴェンダース/撮影:ロビー・ミュラー、マルティン・シェーファー/音楽:インプルーブド・サウンド・リミテッド他/出演:リュディガー・フォーグラー、ハンス・ツィッシュラー、リサ・クロイツァーほか