2023年10月30日

「PERFECT DAYS」東京国際映画祭先行上映に行ってきました

日比谷TOHOシネマズでの先行上映で「PERFECT DAYS」を観てきました。東京国際映画祭初日の抽選は外れました。先行上映だからポスターもパンフレットもないのでせめて映画祭の看板を撮ってきました。
早速Spotifyで見つけたPlaylist聞いてます。Spotifyにはヴァン・モリソンあります。

最初に予想していたのよりずっといい映画です。渋谷区の東京トイレプロジェクトのことはよく知っています‥。毎日3ヶ所ほど通過しますので。ユニクロの御曹司次男が発起人になり、渋谷区と日本財団(競輪で吸い上げた金‥)が組んで東京オリンピックの際に始まった「おもてなし」プロジェクト‥と聞いて「うさんくさい」と感じないのでいるのは正直難しいです。そこへヴェンダース招聘して映画にすると聞いたら「え?」となります。確かにドキュメンタリーに強いので「掃除の人のドキュメンタリーかな」と思いましたが、それだけでどうなるんだろうと思っていたら、役所広司が主役になるとなればドラマではあるはず‥。そんな背景でもちゃんとヴェンダースらしい映画になっているのは、さすがだと思いました。

冒頭からドライブシーンなんですが、本当にヴェンダースはドライブに自分の好きな音楽をかけるのが好きですね。でもそれって大学で映像研に入った人が最初にやりたいやつ。で、ヴェンダース自身も実際映像を作り始めた最初の頃からやっています。「アラバマ2000光年」。上映会で途中で席を立つ人が次々といました。ファンか研究者でもなければなかなか最後まで見続けるのは確かにキツイ。そんなありきたりな映像表現でも、この役者と演出で、ここまで魅せられる映像にしているのが、熟練の技なんだろうなと思いました。

浅草から渋谷という23区横断の旅を毎日してるんだな、この人は‥。私たちの東京が、始めて見る美しい姿になって映っている、と私は感じました。



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2013年08月22日

新作「Every Thing Will Be Fine」にレイチェル・アダムスが出演

レイチェル・マクアダムスヴェンダース監督の新作「Every Thing Will Be Fine」がモントリオールで撮影が開始されました。そこで、この作品へのレイチェル・マクアダムスの出演が発表されました。主演のジェームズ・フランコを支える恋人役です。昨年の段階ではサラ・ポーリーと言われていた役ですね。

シャルロット・ゲンズブールまた、シャルロット・ゲンズブールがジェームズ・フランコがひいてしまった子供の母親で出演します。シャルロット・ゲンズブールはオバさんになってもかわいいですね。

ほかに、ロバート・ネイヤーが死んでしまった子供の兄で出演します。

ジェームズ・フランコ、レイチェル・マクアダムスが新作で共演(ぴあ映画生活)

Rachel McAdams Joins James Franco in 'Every Thing Will Be Fine' (The Hollywood Reporter)

The 3D film, now shooting in Montreal, portrays a writer who accidentally causes the death of a child.(The Hollywood Reporter)
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2013年05月10日

ヴェンダースの新作映画は「Everything Will Be Fine」

ジェームス・フランコヴェンダース監督の新しい映画「Everything Will Be Fine」は3Dのドラマです。

主演がジェームズ・フランコ、お相手がサラ・ポーリー、脚本はノルウェー出身のビョルン・オラフ・ヨハンセン、プロデューサーはジャン=ピエロ・リンゲル(Neue Road Movies)。

物語は、フランコが演じるライターのトマスが誤って子どもを死なせてしまう。この事故がトマスと子供の母親ケイトの人生にどんなあしあとを残していくのか。事故後の彼等の12年間を追う、というもの。

カナダのモントリオールで今年の8月からクランクイン。いつあがりますでしょうか……?


ジェームズ・フランコ、ビム・ベンダース監督の新作3Dに主演(映画com)

ジェームス・フランコがヴィム・ヴェンダースの「Everything Will Be Fine」に主演(The Hollywood Reporter) 2013.5.8

サラ・ポーリーがヴィム・ヴェンダースの新しい3D映画「Everything Will Be Fine」に出演(The Hollywood Reporter) 2012.5.10
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2011年11月22日

「PINA」アカデミー賞ノミネート候補作に

「PINA」が第84回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされる5作の候補作15作に入りました。ヴェンダース監督にとっては「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」以来12年ぶりのアカデミー賞ノミネートとなります。これではアメリカでは音楽とか舞踊のドキュメンタリー専門の監督のように思われかねませんね…。



ヴィム・ヴェンダース、12年ぶりのアカデミー賞ノミネートなるか?ドキュメンタリー長編賞ノミネート候補が発表!(CINEMA TODAY)
http://www.cinematoday.jp/page/N0037163


来年2月26日に行われる第84回アカデミー賞のドキュメンタリー長編賞ノミネート候補15作が発表され、その中にヴィム・ヴェンダースの新作『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』が含まれていることが明らかになった。もしもノミネートされれば、ヴェンダース監督にとっては第72回アカデミー賞以来、2度目のノミネートになる。



アカデミー賞ドキュメンタリー部門ノミネート(公式サイト)
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2011年10月09日

PINAのサントラ



PINAのサントラ、欧米ではもう発売されています。

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amazon.co.jp(11/6発売。予約可)

おそらく2〜3週間かかります。
日本版が出るかどうかは不明ですが、出るとしても来年でしょう。

パリ在住の日本人アーティスト、三宅純さんが参加されています。
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2010年11月11日

世界の貧困問題のオムニバス映画「8―Eight―」公開

eightヴィム・ヴェンダースが参加したオムニバス映画「8 -Eight-」が公開されます。

期間:2010年11月13日(土)〜26日(金)の期間、連日18:50〜
場所:渋谷アップリンクX

映画の由来はまず、「MDGsとは?」から始まります。その「MDGs」の実現のために8本のショートフィルムが集合したオムニバス映画が作られました。ヴェンダース監督は最後の「8. 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進」を担当。タイトルは「人から人へ」です。

公式サイト(英語)

『8 -Eight- 』MDGsにちなんだ8編のショートフィルム

ヴィム・ヴェンダースやガス・ヴァン・サント、ギャスパー・ノエ監督らが世界の貧困問題のために集結したオムニバス『8 -Eight-』公開 (webDICE)

予告編

2009年07月04日

ビナ・バウシュ映画、一時中断

ヴェンダース監督、世界初3Dダンス映画の製作を一時中断(シネマ・トゥデイ)

やはり一時中断のようです。また相談するみたいなこと言ってますが、どうですかね。続きを読む
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2009年07月03日

ピナ・バウシュ急逝

ドイツ人バレエ振付師ピナ・バウシュさんが、ガンのため68歳で死去
(eiga.com)

せっかく制作発表があったばかりだというのに...
やっぱり、中止なんでしょうね。

http://wim-wenders.com/
ヴェンダース監督も公式サイトで悲嘆にくれています。。
遅すぎたって。

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2009年05月28日

ピナ(Pina)

ビム・ベンダース×ピナ・バウシュ。夢のコラボで世界初3Dダンス映画製作!(eiga.com)

ダンス映画を作るそうです。
ヴィム・ヴェンダースにしてくれないと検索にひっかからないなぁ。
ピナ・バウシュについては、この「ヴッパタール舞踊団」という名前が以前から気になっていました。「都会のアリス」で初めて知った地名なので。
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2008年11月25日

「Palermo Shooting』デュッセルドルフでプレミア上映

ヴィム・ヴェンダース監督最新作『Palermo Shooting(原題)』 故郷デュッセルドルフでプレミア上映(Time Warp 2008.11.13)

ドイツでは11月20日に公開されたようです。
公式サイトも出来ています。

スチールを見ると、デニス・ホッパーがブルーノ・ガンツみたいなんですけど…

日本での公開はいつになるでしょうね。
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2008年04月08日

新会社設立 Neue Road Movies

ヴェンダースが「Road Movies」から新たに「Neue Road Movies」を作ったそうです。
Neue Road Moviesのサイトはこちら
http://www.wendersimages.com/


Variety Japan | ヴィム・ヴェンダースが新製作会社設立

Varietyの記事は以下の通り

ドイツ人監督ヴィム・ヴェンダースが自身の製作会社を一新し、Neue Road Moviesという会社名で再スタートした。

 この会社名は、ヴェンダース本人が1976年に設立した製作会社Road Moviesにちなんだものだが、業務的には新旧の会社は一切関係がないという。

 新会社にとっての最初の作品は、すでに撮影が終わっている “The Palermo Shooting”。同作品は、人生に疲れたドイツ人のカメラマンがシシリーに移住し、新しく人生をやり直す、という話。新会社にはぴったりの内容かもしれない。

 今後ヴェンダースは、新会社において、若い才能の発掘に尽力すると話している。


Reverse Agleはどうしたんでしょうか。何か事情があったとしか思えないのですが、そのうち誰かインタビューしてくれることでしょう。
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2007年11月05日

The Palermo Shooting

遅くなりましたが、新作情報を。

ヴェンダースは「The Palermo Shooting」という映画を製作中です。
ヴィム・ヴェンダース新作映画『The Palermo Shooting』のフォトセッション開催 (AFP)

キャストですが、Die Toten HosenというバンドのCampinoが主人公の写真家を演じる、というところまでは確かです。デニス・ホッパー、ルー・リード、パティ・スミスなどの名前が噂のレベルでは出ています。実現したらすごい。

物語は主人公のFinnというのが成功した写真家で、アイデンティティ・クライシスに見舞われ、デュッセルドルフからイタリアのパレルモに旅するお話…のようです。

ドイツに戻って初の作品です。撮影もどうやらデュッセルドルフで最初は始めているみたいですし。ヴェンダースのドイツの風景、久しぶり。ほぼ「Faraway,So Close!」(1994)以来とは…

公開は2008年の予定です。
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