2015年02月13日

ベルリン国際映画祭でヴェンダース監督が栄誉金熊賞を受賞

ベルリン国際映画祭で栄誉金熊賞を受賞するヴェンダースベルリン国際映画祭、ビム・ベンダースに栄誉金熊賞授与(映画.com)
2015年2月12日、ベルリン国際映画祭でヴェンダース監督が栄誉金熊賞を受賞しました。この映画祭では、初期作品から「ピナ」まで10本が特集上映されています。
ベルリン国際映画祭公式サイトの動画

[映画.com ニュース]今年70歳を迎えるドイツの巨匠ビム・ベンダースが、現在開催中のベルリン国際映画祭で2月12日(現地時間)の夜、栄誉金熊賞を授与された。1970年、モノクロ映画「都市の夏」で長編デビューをして以来、ドイツ映画を代表する存在として第一線で活躍し続けてきたことを称えるものだ。さらに同映画祭ではオマージュとして、初長編作から2011年の3D映画「ピナ」に至るまでの10作品が、デジタル・リマスター版で特集上映されている。

映画祭ディレクターのディータ・コスリックは、「際立って現代的な映画作家のひとりである彼にオマージュを捧げ、祝福したい。映画監督、写真家、作家など、ジャンルを越境した広範囲にわたる彼の活動は、わたしたちの生き生きとした映画の記憶を形作り、他の監督たちをも刺激し続けるだろう」と語った。今回インタビューに応じてくれたべンダースは、一連のオマージュについて感慨深げにこう語ってくれた。「とても光栄だ。ディータからは、数年前に特集上映のことを相談されて以来、長い時間をかけてリマスター版を作った。久々に過去の作品を見て、自分の作品ではないような不思議な印象を受けたと同時に、自分にとっては人間関係こそが映画の中心であることをあらためて悟ったよ」
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2015年01月16日

「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」が第87回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネート

セバスチャン・サルガドヴェンダース監督が共同監督をした「セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター」が第87回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされました。この映画は2015年夏、Bunkamura ル・シネマほかにて全国順次公開される予定です。

【第87回アカデミー賞】『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』長編ドキュメンタリー部門にノミネート(CINEMA NAVI)
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2014年08月23日

ヴェンダース監督は来年のベルリン国際映画祭で名誉金熊賞を授与されます

ヴィム・ヴェンダース

ベルリン国際映画祭事務局はヴェンダース監督に名誉金熊賞を授与することを発表した。授賞式は来年2月のベルリン国際映画祭にて行われる。

HOMAGE 2015 AND HONORARY GOLDEN BEAR FOR WIM WENDERS(ベルリン国際映画祭公式サイト)
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2014年05月26日

「Thes Salt of The Earth」がカンヌ映画祭ある視点特別賞を受賞

The Salt of the Earth2014年5月20日、第67回カンヌ国際映画祭で、ヴィム・ヴェンダースとジュリアーノ・リベイロ・サルガドが監督したドキュメンタリー映画「The Salt of the Earth」が「ある視点」部門特別賞を獲得しました。

この映画は写真家でジュリアーノの父親であるセバスチャン・サルガドの仕事を追うドキュメンタリー映画で、アマゾンの奥地、パプアニューギニア、北極圏のウランゲリなど、世界の奥地に撮影に行ったものです。セバスチャン・サルガドが美しい風景の残る未開の土地、野生の動植物を撮影する姿を追ったものです。

Sony Pictures Classicsがアメリカでの配給権を取得しました。日本でも上映されると良いのですが。


製作国:フランス/時間:109分

●カンヌ映画祭2014
Thes Salt of the Earth
ヴェンダースのインタビュー
ジュリアーノ・リベイロ・サルガドのインタビュー
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2014年05月22日

「パリ、テキサス」パルムドール受賞30周年

カンヌ映画祭では過去の受賞作の上映もしていて、「カンヌ・クラシックス」と名付けられたその作品群の中に、2014年は「パリ、テキサス」がラインナップされていて、5月 2日に上映されました。

「パリ、テキサス」は1984年にカンヌ映画祭のパルムドールを受賞。そのプレミア上映の際の映像がありました。




ナスターシャ・キンスキーが若い…。いや、みんな若い。


映画の中では回想シーンでしか一緒にいなかったナタキンとハリー・ディーン・スタントンが並んでいるのを見ると、なんだか胸がつまります。いつの日か、ジェーンとハンターのもとにトラヴィスは帰って来るんだろうか?という想いが、初めて見たときと同じように蘇ってきました。不思議なものです。

1985年に公開されたのを観て以来、30年間、ずっと私のNo.1映画です。
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2013年10月28日

ルー・リードが亡くなりました

ルー・リードRIP2013年10月27日、ルー・リードが亡くなりました。ヴェンダース監督と縁の深いミュージシャンの一人です。
私が最後にルー・リードの姿を見たのは「パレルモ・シューティング」で、“ルー・リード”として登場したときです。主人公の妄想の中に登場するので、なんだか幽霊のようでしたが…。ご冥福をお祈りします。

出演作品は以下の通り。
1993年「時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!」
2003年「ソウル・オブ・マン」
2008年「パレルモ・シューティング」

音楽を映画で使ったのは以下の作品のときです。
1991年「夢の涯てまでも」
1993年「時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!」
2000年「ミリオンダラー・ホテル」
2003年「ソウル・オブ・マン」

そう言えば、ヴェンダースとも縁の深い、ポール・オースターの「ブルー・イン・ザ・フェイス」や「ルル・オン・ザ・ブリッジ」にも出演していました。演技力ではなく、その姿があまりに魅力的で、惹かれた映画監督がどうしても使いたくなってしまったのでしょう。

デニス・ホッパー、オットー・ザンダーに続いて、ヴェンダースはまた大切な人をなくしました。
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2013年05月30日

アイスクリームのCMを制作

ヴェンダース監督はイギリスのアイスクリームメーカーWALL’S社が販売する高級アイス・MAGNUMのプロモーションのための短編CMを作っていたそうです。タイトルは「ア・ショート・フィルム・アバウト・キッシング / A Short Film About Kissing」。

リヴ・タイラーって、「ロード・オブ・ザ・リング」のアルウィン役の女優さんですね。スティーヴン・タイラーの娘の。あれほどでかくはないですが、唇が印象的。

20130530.jpg

A Short Film About Kissing
Directed by Wim Wenders, starring Liv Tyler


でもアイスクリーム、出てこないですよね。


リヴ・タイラーとヴィム・ヴェンダース監督、高級アイスクリームの短編CMでタッグ!(シネマTODAY)
http://www.cinematoday.jp/page/N0053308
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2013年02月07日

WENDERS IMAGES

wendersimages2.jpg


WENDERS IMAGES http://www.wendersimages.de/ というサイトが出来ていました。

ドナータとヴィムの二人の写真専門サイトのようです。
写真展、写真集、ポストカードの紹介、及び写真集とポストカードの販売を行っています。

何故かふと「Places,strange and quiet」という12枚のポストカードがamazonでひっかかったので、買ってみました。同名の写真集のみならず、これまで出した写真集の中から選択してありました。

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2012年08月24日

サムスン「Galaxy Note II」のCMにヴェンダース監督登場

ヴェンダース監督で新Galaxy Noteを宣伝:サムスン(WIRED Japan)

8月21日、サムスンは「Galaxy Note」の新版「Note II」を宣伝するYouTube動画を公開。その動画にヴェンダース監督のベルリンでの姿が映し出されています。

ベルリンの壁跡地での撮影などがあり、感慨深いです。
少しおやせになられましたでしょうか?



YouTube
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2011年12月08日

モンブランの動画コンテスト審査

モンブラン

ヴェンダース監督が万年筆のモンブラン主催の「The Beauty of a Second」という動画コンテストの審査員をやっているようです。
http://www.montblanconesecond.com
すごく時間がかかりますが、監督が主役の動画になってます。

審査対象はわずか1秒の動画ですが、まとめて見ると、こんなに素晴らしい。
http://vimeo.com/32071937

最初からまとめることを予測して集めているんですね。
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2011年10月02日

「夢の果てまでも」現実化?

夢を映像化することをどうして科学は追究するのでしょうね。

夢が撮られちゃう?! 米研究員ら、脳活動から映像復元(朝日新聞)
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2008年09月07日

ヴェネチア国際映画祭閉幕

ヴェンダース審査委員長会見「ポニョの歌は一生忘れない」(Variety)

ヴェンダース監督は復活したミッキー・ローク主演の「The Wrestler」に金獅子賞を贈り、日本勢は評判は高かったもののコンペ受賞はなりませんでした。で、監督がものすごく気を遣っているのがわかります。

自分の作品には厳しいけれど、心優しい人だから、選んだりするのは、さぞ苦しかったことでしょう。お疲れ様でした。

まぁ、ファンとしては審査する方になるより、出品してもらいたいと、どうしても思ってしますが、こういう活動も映画界のためですからね…

「セックスと嘘とビデオテープ」を世に送ったのは、カンヌでのヴェンダース監督でしたから。この「レスラー」も良い映画なんでしょう。

コンペ部門に3作品選ばれた日本映画について問われると、ヴェンダースは、「『崖の上のポニョ』の歌は、審査員全員の頭に焼き付いているよ。ぼくたちは皆、観客と同じぐらいポニョが好き。でも賞の数は限られているんだ」と顔をしわくちゃにさせてコメント。すると審査員の1人、ダグラス(・ゴードン)が立ち上がり、ポニョの歌まねをして会場を沸かせた。ヴェンダースが、「ほかの2つの日本映画(『アキレスと亀』、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』)にも心の底から愛情をおくりたい。ぼくは、ポニョの歌を一生忘れない」と語ると会見場が喝さいに包まれた。

 そのヴェンダースも、11日間の審査委員長としての“激務”に燃え尽きたのか、「もう2度と審査委員はしない」と発言。「とてもいい映画祭だったし、最高に意義のあるディスカッションを繰り広げた」と語りながらも、「賞の数は限られていて、自分がすべてを決められる訳でもない。決して終わることのない討論に、胸が引き裂かれる思いになったりもした」と各賞決定にいたるまでに、激しい道のりがあったことを匂わせた。
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2008年08月29日

ヴェネチア国際映画祭開幕

ヴェンダース委員長「映画の波はアジアに」
―ヴェネチア審査員会見で日本映画に期待大(Variety)

ヴェネチア映画祭が始まりましたね。日本からも出品されているので、日本のメディアでも多少ヴェンダース監督を見かけることが出来るでしょう。
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2008年06月29日

ヴェンダースがヴェネチア映画祭の審査委員長に

ヴェンダースがヴェネチア映画祭の審査委員長(Variety)

ヴェンダースがヴェネチア映画祭の審査委員長になるそうです。ヴェネチア映画祭といえば「ことの次第」グランプリですね。
まぁカンヌでも審査委員長をやりましたし、別におかしくはないんですが、そんなことやってるくらいならなんか受賞して欲しいと思うのは勝手なファン心理というやつでしょうか。
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